あたごのまつひと夏の恋

お米

上立香は控えめな甘くフルーティな香り。

含みむと、甘酸っぱい系なんだけど、薄っぺらくならないしっかりとした綺麗な芯を感じる。

しかし、派手さはなくしっかりと食中酒です。

食中酒っていうのは食事メインで設計されてるらしく、単体で飲むと少し物足りなくなるんですが、そんなに物足りなさは感じないです。

名前からは「甘酸っぱい」のか？「ほろ苦い」のか？と想像をしてしまうが、キレイでスッキリしてました。

甘さや華やかな香りを抑えてある印象。

おかずと一緒にお米を口に入れるかのようにお酒を口に含みながらお料理を楽しむ

というタイプのお酒なんだろうなーと解釈しております。

あと、優しめなバナナ系の香り（酢酸イソアミル）のお酒が多い。

宮城県の新澤醸造店さん

伯楽星（はくらくせい）と愛宕の松（あたごのまつ）という銘柄が有名なお蔵さん。

伯楽星は究極の食中酒をコンセプトにしているそうで、あたごのまつもその傾向のお酒が多い印象です。

個人的に食事と一緒に楽しむ飲み方をしないので少し疎遠なお蔵さん

クロココルル

当ブログの管理人

日本酒歴10年。
日本酒をただ楽しんでいたある日
「セメダイン臭するね」というやりとりを聞き
なぜセメダイン？と興味が湧き
香り成分や、それを生み出す仕組みを調べ始めたら
さらにハマってしまいました。

そして10年が経ち今では
「美味しければいいじゃない」
に落ち着いております。